ジムニーでキャンプや釣りへ出かけた先でキーをすべてなくすと、一般的な駐車場での紛失とは少し事情が異なります。山間部や河川敷では、鍵を作れるかだけでなく、作業車がジムニーの停車位置まで近づけるかも確認しなければなりません。当社へご連絡いただく際は、JB64型などの車両情報とともに、舗装路沿いなのか、キャンプサイトや林道の奥なのかといった周辺状況もお伝えください。出張作業が可能な条件であれば、使用できるキーが1本もない状態から、施錠への対応、新しく使う携帯リモコンの設定、エンジンを始動できる状態までの復旧を進めます。料金は50,000円~70,000円が目安です。スズキ販売店へ純正キーを依頼する方法では、部品の手配に加えて、動かせないジムニーを店舗までどのように運ぶかが問題になることがあります。ロードサービスなら救援や搬送を相談できますが、JAFでは自動車の鍵そのものは作成していません。 そのため遠方で全紛失した場合、最初から鍵作成について相談することで、山を下りるための搬送先を決め、その後さらに鍵の依頼先を探すという手順を減らせる場合があります。アウトドア先から車だけを残して帰宅する前に、現在の停車場所で復旧可能かを確認できることが当社へ依頼するメリットです。
*鍵紛失でスマートキーが1つもない場合の対応となります。
*鍵紛失ではなくスペアキーの作成は行っておりませんが、鍵紛失でのご依頼の場合は現場にて追加キーの作成が可能です。
料金例
コミ
¥15,000~

ジムニーの全紛失でロードサービスを利用する場合は、「車を救援する作業」と「再び使えるキーを用意する作業」を分けて考えると分かりやすくなります。JAFではドアの開放や指定場所への搬送について相談できますが、新しい自動車キーの作成は行っていません。 例えば山間部から販売店までジムニーを運んでもらえたとしても、そこで使用するキーの準備や車両への登録は次の工程になります。当社へのご依頼では、鍵を作ること自体を目的として現在の状況を確認します。特にジムニーでは、一般道から離れたキャンプ場や未舗装地に停車していることもあるため、車両の型式だけでなく現場までの進入経路や作業スペースについても受付時にお知らせください。作業できる環境と車両であれば、新しく使用する携帯リモコンをジムニーへ認識させ、金属製キーだけでは得られない始動機能まで復旧します。スズキの取扱説明書でも、キーレスプッシュスタートシステム装備車では、格納されているキーだけでエンジンの始動・停止はできず、携帯リモコンを使用してエンジンスイッチを操作する仕組みとされています。 先にレッカーで市街地まで車を運ぶか決めるのではなく、現場条件を含めて鍵作成を相談できれば、不要な搬送や依頼先の変更を避けられる可能性があります。
ジムニーの鍵の特徴
ジムニーの鍵の特徴
ジムニーのキーレスプッシュスタートシステム装備車では、携帯リモコンと内部に格納された金属製キーの役割が分かれています。スズキの取扱説明書では、格納キーはドアの施錠・解錠には使えるものの、エンジン始動には携帯リモコンが必要とされています。また、イモビライザー機能のない複製キーではエンジンを始動できません。 全紛失時には、ジムニーが新しいキーを正規のものとして認識できる状態へ設定する必要があります。
ジムニーとは?
現行ジムニーは、軽自動車のサイズに本格的なオフロード走行を想定した構造を組み合わせた4輪駆動車です。全長3,395mm、全幅1,475mm、全高1,725mm、ホイールベース2,250mmというコンパクトなボディに、0.658LのR06A型3気筒インタークーラーターボエンジンを搭載。最高出力は64PS、最大トルクは96N・mで、5速MTと4速ATが設定されています。 一般的な乗用SUVとの大きな違いが、車体の土台に独立したラダーフレームを採用していることです。さらに前後とも3リンクリジッドアクスル式サスペンションを使用し、凹凸の大きな路面でもタイヤの接地性を確保しやすい構造としています。最低地上高は205mmで、バンパー形状も障害物との接触を抑えられるよう考えられています。 4WDシステムには、舗装路などで使う2H、雪道や荒地で使用する4H、ぬかるみや急坂など大きな駆動力が必要な場面で使う4Lをトランスファーレバーで切り替えるパートタイム4WDを採用しています。4Lでは低速域の駆動力を高め、スタックからの脱出などを支援します。左右どちらかの車輪が空転した際にブレーキ制御で駆動力を確保するブレーキLSDトラクションコントロールも標準装備されています。 ボディはスクエアな形状で、丸型ヘッドランプ、5スロットグリル、クラムシェルフードなど歴代ジムニーを思わせる機能的なデザインが特徴です。 後席を倒すと、XC・XLでは352Lの荷室を確保でき、フロアは段差のない形状になります。後席背面と荷室には汚れに強い樹脂素材を使った防汚タイプラゲッジフロアも採用されているため、登山用品やキャンプ道具などを載せる用途にも向いています。 2025年11月の一部仕様変更では、デュアルセンサーブレーキサポートIIや車線逸脱抑制機能を採用し、4AT車には全車速追従機能付ACCも設定されるなど、安全・運転支援装備が拡充されました。 街中でも扱える軽自動車サイズでありながら、ラダーフレーム、機械式副変速機、リジッドアクスルといった本格4WDの構造を現在まで継承していることが、ジムニー最大の個性です。

























