早朝8時ごろ「事務所入口のドアノブが固くて回らないからすぐに来てほしい」とご連絡がありました。
お伺いしたのは新潟市の中心部から少し外れた閑静な地域にある弁護士事務所です。
到着してすぐに問題のドアノブを確認、ドアノブはGOAL社製のもので経常はシンプルなディスクシリンダー錠のものです。
これまでの状況をヒアリングしたところ1年ほど前から徐々にドアノブの周りが悪く固くなっていったとのこと。
今朝になってついにドアノブが回らなくなったのでご連絡をいただいたようです。
おそらく根本的な原因はドアノブ内部に発生した錆かと思われます。
この地域では雪も多いのでドアノブなどの鉄製品は錆びやすいのです。
ドアノブ内部に錆が出来ると回すときに軽く引っ掛かるような感覚があり、それでも放置し続けると錆が広がり次第にドアノブが固くなっていきます。
この状態で回し続けると内部で錆により引っ掛かっている部分が破損しついにはドアノブが回らなくなるのです。
今回のお客様はこのケースでドアノブが回らなくなっているようでした。
この場合修理はできないのでドアノブ交換となり、さっそく作業に取り掛かりました。
まずはセキュリティ上ドアノブを外部から取り外すことは不可能なのですぐに鍵を開錠し、特殊な方法でドアを開けました。
すぐに内部からの交換に取り掛かかります。
まずは既存のドアノブを取り外し内部を確認するとやはりラッチとの連携部分が錆ついていました。
錆もかなりひどい状態だったので故障するのは時間の問題だったでしょう。
そしてすぐに新しいドアノブを取り付けました。ちなみにこちらのドアノブはGOAL社製です。
所要時間は全部で40分程度、お客様も迅速対応してくれたとお喜びになっていました。
皆さんのお宅では玄関のドアノブが回しづらいといったことはないでしょうか?
もしも回しづらいのであればドアノブ内の錆が原因であること可能性が高いでしょう。
特に雨や雪が多い地域では要注意です。
そしてドアノブが回しづらいと感じたらそのまま放置するのではなく、すぐに専門である私たちにご連絡ください。
早期の対策を打てばドアノブの簡単なメンテナンスで済む場合がほとんどです。
回しづらいのを放置して使い続けることにより今回のお客様のようにドアノブごとの交換となるので注意しましょう。
またドアノブが固くて回らないからといって力ずくで回そうとするのはドアノブの破損につながり怪我をする恐れがあるので絶対にしないで