⾞の盗難防⽌におすすめの方法は?盗難の⼿⼝と対策を合わせてご紹介
⾞の盗難は、現代社会において依然として深刻な問題です。特に最近では、新たな手口が増えており、従来のセキュリティ対策だけでは盗難を防止しきれないこともあります。 大切な愛車を守るためには、最新の盗難手口と効果的な盗難防⽌策について理解することが重要です。 本記事では、国内での車盗難被害の実態を解説。リレーアタック、イモビカッター、コードグラバー、そしてCANインベーダーといった⾞の盗難の手口と、盗難にあわないための防止策について詳しくお伝えします。 ご自身の愛車を守るためにも、ぜひ本記事を参考に対策を始めましょう。
目次
車の盗難手口について最新の情報をご紹介
まずは、車の盗難に関する最新の情報をご紹介します。 車の盗難は現代社会での深刻な問題であり、新たな盗難の手口が現れるたびに対策が求められています。
車の盗難と聞くと、治安のよい日本国内ではそれほど深刻な状況ではないと考える方もいらっしゃるでしょう。ですが、近年国内においての車の盗難被害は増加傾向にあり、誰しも被害にあう可能性があるのです。 車の盗難被害が多発している背景には、車の部品である半導体やケーブルハーネス(銅でできた電線の束)の価値が高騰し、転売を目的に盗まれるケースが増えている、ということも挙げられます。
国内における盗難被害の具体的な件数については、一般社団法人日本損害保険協会が「第23回自動車盗難事故実態調査結果(2020年1月1日~2022年12月31日対象)」の資料にて発表しています。
- ・2020年の車体盗難:2,964件(車上狙い:1,254件)
- ・2021年の車体盗難:2,425件(車上狙い:931件)
- ・2022年の車体盗難:2,656件(車上狙い:971件)
車両本体盗難・車上ねらいの被害車両の年式については、以下の表のようになっています。 ※2020年・2021年のデータ。
年式 | 車両本体盗難 | 車上狙い | ||||||
2020年 | 2021年 | 2020年 | 2021年 | |||||
件数 | 比率 | 件数 | 比率 | 件数 | 比率 | 件数 | 比率 | |
2021年式 | 0 | 0.0% | 99 | 4.1% | 0 | 0.0% | 50 | 5.4% |
2020年式 | 72 | 2.4% | 184 | 7.6% | 46 | 3.7% | 99 | 10.6% |
2019年式 | 194 | 6.5% | 209 | 8.6% | 133 | 10.6% | 97 | 10.4% |
2018年式 | 198 | 6.7% | 189 | 7.8% | 143 | 11.4% | 99 | 10.6% |
2017年式 | 197 | 6.6% | 146 | 6.0% | 116 | 9.3% | 74 | 7.9% |
2016年式 | 307 | 10.4% | 171 | 7.1% | 131 | 10.4% | 69 | 7.4% |
2015年式 | 165 | 5.6% | 117 | 4.8% | 100 | 8.0% | 79 | 8.5% |
2014年式 | 160 | 5.4% | 63 | 2.6% | 77 | 6.1% | 49 | 5.3% |
2013年式 | 137 | 4.6% | 80 | 3.3% | 80 | 6.4% | 43 | 4.6% |
2012年式 | 116 | 3.9% | 44 | 1.8% | 53 | 4.2% | 41 | 4.4% |
2011年以前 | 1,417 | 47.8% | 1,123 | 46.3% | 375 | 29.9% | 231 | 24.8% |
不明 | 1 | 0.0% | 0 | 0.0% | 0 | 0.0% | 0 | 0.0% |
合計 | 2,964 | 100% | 2,425 | 100% | 1,254 | 100% | 931 | 100% |
この表から、比較的新しい年式の車(2020年~2021年式)より、それ以前の年式の車(中古車)の方が、被害の数が多いというデータが読み取れます。 新車の方が盗難にあいやすいというイメージがありますが、中古車に乗っているからといって、盗難被害にあわないわけではないので注意しましょう。
また、盗難が発生しやすい時間帯については、以下の表をご参照ください。 ※2020年・2021年のデータ。
期間 | 車両本体盗難 | 車上狙い | ||||||
2020年 | 2021年 | 2020年 | 2021年 | |||||
件数 | 比率 | 件数 | 比率 | 件数 | 比率 | 件数 | 比率 | |
日中(9-17時) | 807 | 21.7% | 704 | 29.0% | 339 | 27.0% | 295 | 31.7% |
夜間(17-22時) | 292 | 9.9% | 210 | 8.7% | 169 | 13.5% | 117 | 12.6% |
深夜~朝(22-9時) | 1,686 | 56.9% | 1,338 | 55.2% | 717 | 57.2% | 486 | 52.2% |
不明 | 179 | 6.0% | 173 | 7.1% | 29 | 2.3% | 33 | 3.5% |
合計 | 2,964 | 100% | 2,425 | 100% | 1,254 | 100% | 931 | 100% |
このように、盗難がもっとも発生しやすい時間帯として、22時~9時と深夜から早朝にかけてが一番多く、次いで9時~17時の日中、もっとも盗難が少ない時間帯が17時~22時の夜間という結果となっています。 データから推察されることは、駐車している時間が長い深夜と日中に、盗難が多くおこなわれる傾向にあること。 長時間車を駐車する際は、盗難に合わないように細心の注意を払う必要があります。
くわえて、車の盗難と車上狙いの被害が多い車種は、以下の表のようになっています。 ※2020年・2021年のデータ。
車両本体盗難 | |||||||
2020年 | 2021年 | ||||||
順位 | 車名(車種) | 件数 | 比率 | 順位 | 車名(車種) | 件数 | 比率 |
1 | プリウス | 383 | 12.9% | 1 | ランドクルーザー | 331 | 13.6% |
2 | ランドクルーザー | 275 | 9.3% | 2 | プリウス | 266 | 11.0% |
3 | レクサスLX | 175 | 5.9% | 3 | レクサスLX | 156 | 6.4% |
4 | クラウン | 146 | 4.9% | 4 | アルファード | 138 | 5.7% |
5 | アルファード | 139 | 4.7% | 5 | クラウン | 81 | 3.3% |
6 | レクサスLS | 108 | 3.6% | 6 | ハイエース | 78 | 3.2% |
7 | ハイエース | 82 | 2.8% | 7 | レクサスRX | 58 | 2.4% |
8 | ヴェルファイア | 74 | 2.5% | 8 | ヴェルファイア | 41 | 1.7% |
9 | レクサスRX | 66 | 2.2% | 9 | レクサスLS | 36 | 1.5% |
10 | レクサスGS | 48 | 1.6% | ハリアー | 36 | 1.5% | |
ハリアー | 48 | 1.6% | |||||
上位10車種合計 | 1,544 | 52.1% | 上位10車種合計 | 1,221 | 50.4% | ||
その他車種 | 1,420 | 47.9% | その他車種 | 1,204 | 49.6% | ||
合計 | 2,964 | 100.0% | 合計 | 2,425 | 100.0% |
このように、車の盗難被害の数を車種別でみると、トヨタ車が上位10種を占めていることがわかります。
参照元:一般社団法人日本損害保険協会「第23回自動車盗難事故実態調査結果」 https://www.sonpo.or.jp/about/useful/jidoshatounan/pdf/news_21-24.pdf
車の盗難における手口として、よく報告されているのが、リレーアタック、イモビカッター、コードグラバー、CANインベーダーです。 それぞれの盗難の手口について、ここから詳しく説明します。
リレーアタック
近年、車の盗難のなかでも、「リレーアタック」という手口が増加しています。 リレーアタックとは、車のオーナーがキーを持ち歩くことで車との間で無線通信をおこない、ドアのロックを解除するスマートキーシステムを不正操作する方法です。 窃盗犯は、オーナーのキーの無線信号を中継することで、車にキーがある(車のオーナーがいる)ように信号を送信します。結果として、車を開けたり、盗んだりすることが可能になるのです。 リレーアタックは、スマートキーを悪用した比較的新しい手法であり、セキュリティ対策をしっかり実施する必要があります。 対策については、リレーアタックに対応した防犯技術を採用することや、無線通信の範囲を制限することなどがあります。 また、二要素認証や生体認証などの追加のセキュリティレイヤーを導入することも有効です。
イモビカッター
イモビカッターは、車の盗難防止に用いられる「イモビライザー」を悪用した手法のひとつです。 イモビライザーとは、自動車の防犯を防ぐためのセキュリティシステムで、車のエンジンを起動するために必要な認証をおこなうことで、不正な操作やスマートキーを使用した盗難を防止するもの。 イモビカッターは、イモビライザーに使用される認証を物理的に有効化することで、カギを使わずに車が盗まれてしまいます。 イモビカッター対策としては、車を守るためにガレージに駐車する、盗難防止用のステアリングロックを使用する、またはGPSトラッキングシステムを装備するなどの対策が効果的です。
コードグラバー
コードグラバーは、車のキーレスエントリーシステム(ドアロックシステム)の暗号化コードを盗み、不正使用する装置です。 コードグラバーでは、窃盗犯が車の近くでキーレスエントリーシステムの信号を傍受し、暗号化コードを解読します。その後、同じ暗号化コードを使用し、車を盗んでしまうのです。 この手口は、キーレスエントリーシステムやイモビライザーの無線通信が暗号化や、適切なセキュリティ対策で保護されていない場合により効果があるとされるため、特に年式が古い車や、セキュリティシステムが弱い車は注意が必要。 コードグラバーは比較的高度な手口となっており、専門的な知識を持った窃盗犯によっておこなわれることが一般的です。
コードグラバーへの対策としては、車両メーカーが提供する最新のセキュリティシステムやイモビライザーを搭載した車を選ぶことが重要。 キーフォブやイモビライザーキーを使用する際に車から遠く離れた場所で操作する、キーフォブを金属製のケースやマスク材で包むことでコードグラバーからの信号傍受を防ぐなどが有効です。
CANインベーダー
CANインベーダーは、最新の車の防犯手口のひとつです。 車のエンジンやブレーキ、センサーなどの制御システムであるCAN(Controller Area Network)という通信データに侵入し、不正なコマンドを送信することで、車を操作し盗んでしまうという方法となります。 この手法は非常に高度で、専門的な知識と技術が必要ですが、最近では窃盗犯の間で増加しつつある手口となっています。
⾞の盗難を防止するのにおすすめの方法をご紹介
ここまで、車の盗難や車上狙いの情報と最新の手口についてお伝えしました。 車の盗難は身近な問題であり、しっかり防止策を講じることが重要です。 ここから、車の盗難を防ぐために効果的な対策をいくつかご紹介します。 窃盗犯から大切な車を守るためにも、防止策をしっかり抑えておきましょう。
イモビライザー
盗難の手口である「イモビカッター」の項目でも簡単にご説明しましたが、イモビライザーは、スマートキーと車のエンジン制御装置を連動させ、盗難を防ぐシステム。 イモビライザー搭載の車のエンジンを起動するためには正規のキーが必要であり、不正なキーで車を盗もうとしても、エンジンは起動せず、盗難を防ぐことができるのです。 物理キーと比べて、イモビライザーはより高度な暗号化技術を使用しており、不正なスマートキーやスキャンツールからの攻撃を防ぐことができます。
イモビライザーは、現在車の盗難を防ぐ効果的なセキュリティシステムとして広く採用されており、多くの車に搭載されています。イモビライザーシステムを使用することで盗難のリスクを減らし、安全性を向上させることができます。
センサーライト(セキュリティライト)
センサーライト(セキュリティライト)は、車の周囲に設置されたセンサーによって人や動物の接近を感知し、ライトを自動的に点灯させるものです。 車の周囲に設置されたセンサーが動きを感知すると自動的に点灯するため、夜間に不審な動きを感知すると、明るい光を当て盗難を防ぐ効果があります。
タイヤロック・ハンドルロック
タイヤロックとハンドルロックは、タイヤやハンドルに物理的なロックをかけることで盗難を防ぐ方法。 タイヤロックは、車のタイヤをロックする装置で、車を停めた際にタイヤのホイールに取り付ける装置で、タイヤの回転を固定することにより不正な移動を防ぎます。 ハンドルロックは、車のステアリングホイールに装着するロック装置で、車を駐車する際にハンドルに装着し、ハンドルを固定することで盗難を防ぎます。 一般的に、ハンドルロックは特殊なキーを使用して取り付けられ、取り外すためにはキーが必要。ハンドルロックを取り外さない限り、車を運転することはできません。
ただ、タイヤロックやハンドルロックだけでは、車の盗難を完全に防ぐことはできません。 車の防犯対策を強化するためには、タイヤロックやハンドルロックを使うだけでなく、駐車場の選択やその他の防犯システムの導入など、総合的なアプローチが重要です。
車用カバー
車用カバーは、本来防犯目的のものではありませんが、車の盗難を防ぐためのひとつの方法として利用することができます。 車用カバーで車を覆い隠せば、車種の特徴や形状がわかりにくい状況を作り出すことができ、盗難を困難にすることが可能。 さらに、車の内装や貴重品なども隠す効果もあるため、 窃盗犯は盗む価値のある車か、貴重品が入っている車かという決断を決めることが難しくなるのです。 こうした理由から、車用カバーの使用は、車の盗難リスクを軽減できるといえます。 ただ、車用カバーは単体では、防犯対策が万全の状態とはいえません。 より効果的な防犯効果を得るためには、車用カバーとともに、イモビライザーシステムセキュリティやアラームの使用など、他の防犯対策を講じることが重要です。
防犯アラーム
防犯アラームは、車に対する侵入や衝撃を検知すると、高音の警報音を発する装置です。 警報が鳴ることで、近隣の人々の注意を引き、窃盗犯を威嚇する効果があります。 防犯アラームはスマートフォンと連携して、発生時に通知を受けることもできます。
車両追跡アプリ・車両追跡サービス
車両追跡アプリや車両追跡サービスは、どちらも追跡サービスに該当する盗難防止対策です。車両追跡アプリやサービスは、GPS やモバイルネットワークを使用して車両の現在位置を一時的に表示し、所有者はスマートフォンやコンピュータから車両の位置情報を確認することができます。 こうしたアプリやサービスは、車両の移動履歴を保存し、過去のルートや場所を確認することもできます。これにより、車両の使用状況や走行履歴を把握することが可能となるのです。 くわえて、車の盗難や不正使用の疑いがある場合、車両追跡アプリやサービスは所有者にアラートや通知を送信します。 ※例:車両が指定されたエリアを離れた場合や、事前に設定した速度制限を超えた場合など。
車両追跡アプリは、スマートフォンを使って車の位置情報を緊急で追跡できるアプリです。 さらに、万が一車が盗まれた場合には、アプリで車の位置を確認し、警察に連絡することが可能。 また、車両追跡アプリのなかには、遠隔でエンジンを停止させるなどの機能を搭載しているものもあります。
車両追跡サービスは、専門の防犯対策会社によって提供されるサービスです。 車にGPSトラッキングデバイスを取り付け、専用の監視センターが24時間警戒対策を実施し、車の追跡や回収をおこなうことができます。
適切なアプリやサービスの選択と適切な設定をおこなうことで、車の盗難リスクを軽減することができます。
⾞の盗難対策を実施する際のポイント
車の盗難を防止するためには、防犯対策を実施することが大切ということはお伝えしました。 ⾞の盗難対策をおこなう際に、注意したいポイントは主に以下の2点。
・人気の少ない場所に車を放置しない
・車から離れる際はカギをつけっぱなしにしない
それぞれのポイントについて詳しくお伝えします。
人気の少ない場所に車を放置しない
人気の少ない場所に車を放置しないことは、車の防犯対策を実施する際に最も重要なポイントのひとつ。 人気のない場所では、車が盗難にあうリスクも高まります。 以下、具体的な対策方法を3つご紹介します。
- 明るい場所を選ぶ:車を駐車する際には、明るい人通りの多い場所を選びましょう。
- 特に有人の駐車場やセキュリティ対策の整った駐車場を利用するのがおすすめです。
- 防犯カメラのある場所を選ぶ: 防犯カメラのある場所に車を駐車することは、盗難の大きな抑止力となります。カメラがあることで窃盗犯はリスクを感じ、車に近づき辛くなるでしょう。
車から離れる際はカギをつけっぱなしにしない
車から離れる際には、必ずカギをつけっぱなしにしないことが重要です。 当たり前のことと思われるかもしれませんが、「少しの間なら大丈夫だろう」とカギをつけっぱなしにしたまま車を離れてしまう方は少なくありません。 以下に、具体的な対策方法をご紹介しますします。
- ドアロックを確認する:車から降りる前に、必ずドアロックがかかっていることを確認しましょう。
- カギをしっかりと保管する::車のカギは自身の手元に置き、しっかりと保管しておきましょう。
- 駐車中もカギをかける:短時間の駐車でもカギをかける習慣を身につけることで、盗難のリスクを軽減することができます。
以上が車の盗難対策を実施する際のポイントです。 これらのポイントを意識することで、盗難のリスクを減らし、安心して車を利用することができるでしょう。
⾞の盗難被害にあってしまったら?
どれだけ防犯対策を講じていても、窃盗犯によって車が盗まれてしまうリスクはゼロではありません。 もし車の被害に遭った場合は、以下の手順を迅速に実行することが重要です。
- 警察に連絡する:車の盗難に気が付いたら、できる限り迅速に警察に通報するようにしましょう。
- 保険会社に連絡する:車両保険に加入している場合は、保険会社にも連絡しておきましょう。
- 車両情報を提供する:盗難にあった車両の情報を、できるだけ詳細に警察や保険会社に提供しましょう。 具体的には、車両のメーカー、モデル、ナンバープレート番号、特徴的な外観や装備など、車両を特定するための情報が役に立ちます。
- GPS追跡や監視サービスを活用する:もし車両にGPS追跡装置や監視サービスを導入している場合は、これらの情報を警察や保険会社と共有しましょう。
追跡装置や監視サービスが有効であれば、車両の位置追跡や回収に活用できる可能性があります。 - 近隣やオンラインコミュニティに情報を広める:車両の情報を、近隣やオンラインコミュニティで広めることも有効です。SNSや地域の掲示板などで盗難にあった情報が多くの人の目に触れれば、盗難車両や窃盗犯に関する有力な情報が集まる可能性があります。
- 近隣の監視カメラの映像を確認する:盗難が発生した場所の周辺に、監視カメラが設置されている場合があります。警察と協力して、監視カメラの映像を確認できれば、窃盗犯の特定や車の移動経路を把握することができるかもしれません。
まとめ
⾞の盗難は日々新たな手口が登場するため、大切な車を守るためには、最新の盗難手口と効果的な盗難防⽌策について理解しておくことが大切です。 昨今では、キーレスエントリーシステムを不正利用した、リレーアタック、イモビカッター、コードグラバー、そしてCANインベーダーといった⾞の盗難の手口が増えています。こうした盗難を防止するためにも、イモビライザーやセンサーライト、タイヤロックやハンドルロック、車両追跡アプリ、車両追跡サービスなどを利用することが重要。 また、駐車場やガレージ、監視カメラが設置された場所など、安全なところに車両を停める、車を離れる際は、たとえ短時間であってもドアや窓をしっかり施錠するといったことも意識しましょう。 車が盗難にあうリスクを軽減するためには、複数のセキュリティ対策を組み合わせて実施することが大切です。常にセキュリティを意識し、適切な対策を講じることで、車両の安全性を向上させることができます。
ただ、セキュリティ対策が万全のスマートキーを使用している場合、万が一カギを紛失してしまうと、自分自身でもカギを開けることが困難となってしまいます。 もし車のカギの紛失でお困りの場合は、「カギの緊急隊」のご依頼がおすすめです。 カギの緊急隊では、最短30分の即日対応で、スマートキーやイモビライザー搭載キーをその場で作成可能。 カギの閉じ込め・カギをなくした・カギが折れたなど…緊急のトラブルに対応。 また、車だけでなく、家のカギや金庫のカギなど、さまざまなカギのトラブルにも対処してくれるので、カギのトラブルでお困りの方は、ぜひカギの緊急隊を活用ください。
カギの緊急隊
https://www.kagi-kinkyutai119.com/この記事を監修した専門家
監修 (一社)日本刑事技術協会
代表理事
森 透匡
(もり ゆきまさ)
元千葉県警の警部。約20年にわたり、詐欺、横領、贈収賄などの知能・経済犯罪を筆頭に、殺人事件、薬物事件、組織犯罪などの犯罪捜査に従事。現在は一般社団法人日本刑事技術協会の代表理事として15名以上の警察OBが所属する団体を運営し、多種多様な犯罪に関する防犯講演、商品監修、TVなどのマスコミ出演、マッチングアプリ大手運営会社の詐欺防止に関わる有識者会議委員、「高齢者を身近な危険から守る本」の監修など知見を活かした幅広い活動に尽力している。
このコラム記事では、現代の車盗難の手口やそれに対する有効な防止策を紹介しています。リレーアタックやイモビカッターなどの最新の盗難手口について詳しく解説されている点は、非常に有益だと感じました。特に、イモビライザーやGPSトラッキングシステムなどの先進的な技術を活用した防犯策の提案は、車盗難の予防に大いに役立つと思います。しかし、どんなに進んだ技術も、利用者の意識と適切な使用が重要であることを忘れてはなりません。この記事は、車の所有者が自車の安全を確保するために、どのような対策を講じるべきかを理解するのに役立つ良い資料です。
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