邑楽町中野にて、2024年9月の雨が降ったりやんだりの日に対応した事例を記す。昼過ぎ、J.K様から玄関ドアの鍵についてご連絡をいただいた。 J.K様は早口でまくしたてる口調でお電話をくださった。40代の男性であるJ.K様のご相談は、鍵を回そうとしても全く動かないというものだった。ラッチやデッドボルトが固まったように動かず、外出も帰宅もできない状態とのことだった。 私は別の場所から向かい、連絡を受けて20分くらいでお客様のもとへ到着した。現場は田園風景が広がる住宅地にある一戸建てで、玄関ドアにはGOAL製の錠前が設置されていた。GOALは国内でも歴史のある鍵メーカーで、堅牢な製品で知られている。 調査には30分程度かかった。錠前ケースの状態を確認したところ、内部の機構が凍結により固着していることが判明した。気温の低い日に結露が発生し、錠前ケース内部に水分が入り込んで凍結したものと推測された。凍結するとラッチやデッドボルトを動かす機構が固まり、鍵を回すことができなくなる。 J.K様に状況をご説明した。凍結による固着が原因であり、錠前ケースの交換が必要であることをお伝えした。また、追加費用が発生する可能性がある条件についても先にご説明した。「追加費用が出る条件も先に言ってくれて信頼できました」とJ.K様にご感想をいただいた。 作業時間は1時間弱で完了した。見積り金額は50,000円だった。錠前ケースを新しいものに交換し、ラッチとデッドボルトがスムーズに動作することを確認していただいた。J.K様は安堵した表情を見せた。 今回の事例で注目すべきは、凍結がトラブルの原因だったという点だ。錠前は金属部品で構成されており、温度差による結露が発生しやすい。特に寒冷地や気温差の大きい季節には、結露による凍結のリスクが高まる。 凍結によるトラブルを防ぐためには、定期的に錠前用の潤滑剤を注入することが効果的だ。乾式の潤滑剤は水分をはじく効果もあり、凍結の予防に役立つ。また、玄関周りの通気を良くして結露を防ぐことも有効な対策である。