台風が近づき、風の音が強くなり始めた平日のことでした。小平市の公園駐車場に停めていたスズキ・スペーシアで、車内に鍵を残したままドアが閉まってしまったと50代女性のお客様からご連絡が入りました。スペーシアは室内が広く、買い物袋や荷物を置きやすい軽ハイトワゴンですが、その便利さから一時的に鍵を座席や荷室に置いたまま外へ出てしまう場面もあります。今回は月極駐車場を利用中のインロック開錠で、雨風が本格的になる前に何とかしたいという切実なご相談でした。現場へは約40分で到着し、まず車の周囲と鍵の見える位置を確認しました。ガラスやドアまわりに破損はなく、追加の不具合も見られなかったため、車体に傷を付けない開錠作業を優先して進めます。焦ってドアを引っ張ったり、隙間に物を差し込んだりすると、ゴム部分や塗装を傷める可能性があるため、作業前にその点もお伝えしました。お客様は駐車場の端で不安そうに待たれていましたが、途中で「もう少しで開きますよ」と声をかけると、少し表情が和らいだのが印象的でした。スペーシアはスライドドアの使い勝手が良いぶん、日常的に開け閉めする機会が多く、鍵の置き場所を一瞬見失うだけでも今回のような状況につながります。工具の角度やドア内部の反応を慎重に見ながら進めたため作業時間は45分以上となりましたが、車体を傷つけることなく無事に開錠できました。開錠後は車内にあった鍵を確認していただき、ドアの開閉やキーの反応もあわせて確認しています。お客様は「もっと早く連絡すればよかった」と安心した様子で、費用28,000円は電子マネーでお支払いいただきました。スペーシアのインロックでは、鍵が見えていても無理な開錠は避けた方が安全です。天候が悪化しそうな時ほど焦りやすいですが、停車場所、車種、鍵の位置を伝えて専門業者に相談すると、車を傷めずに対応しやすくなります。今回のように天候が不安定な日は、待っている間の不安も大きくなりがちです。車内に財布や上着、携帯電話の充電器などが残っていると、たとえ短時間でも身動きが取りづらくなります。スペーシアは荷物を置きやすい車だからこそ、買い物や送迎の流れで鍵を一時的に置いてしまう場面も少なくありません。開錠後は、次回から鍵を車外に持ち出す習慣をつけること、スマートキーの電池残量にも気を配ることをお伝えし、雨風が強まる前に解決できたことでお客様にも大変喜んでいただけました。