【生駒市 】「ITOKI（イトーキ）」金庫のダイヤル解読・鍵開け

「ITOKI（イトーキ）」金庫のダイヤル解読・鍵開け

生駒市でカフェを営業されている店主から、売上金を管理している金庫が開かなくなってしまった、解錠できないか？という問い合わせをいただきました。カフェでは手提げ式の金庫を使っていて、先週まではスムーズに使っていたけど、今日開けようとして鍵を差し込んでも回らないそうです。手提げ式金庫はコンパクトで、ちょっとしたときでも貴重品の安心の保管場所になります。しかし機能や造りは大型金庫と同じですから、鍵をなくしては完全に開けられなくなります。伺ったところ「ITOKI（イトーキ）」のダイヤル式金庫で、ダイヤルはまわるものの、暗証番号が違うのか開かないそうです。そこで金庫のダイヤル解読をして鍵開けするのために、生駒市に急行しました。まずは金庫の所有者とわかるように、身分証明書を提示してもらいました。大切な金庫にかかわることですから、身分確認はしっかりと行っています。対応してくれたのは店主で、自分でもいくつかの数字でトライしたそうですが、素人が闇雲にダイヤルを回しても、開くはずもありません。焦りと諦めが交互に押し寄せてきて「やはり、プロに頼むしかないのか…」と弊社に連絡をしたそうです。たしかに暗証番号がわからない場合は、偶然で開くのは奇跡に近いですから、プロに頼む方が早くて確実です。またダイヤル部分を雑に扱うと、その部分の破損などにつながり、致命的になってしまいます。リスクを考えても早目にプロに見てもらうのがおすすめです。現場で手提げ金庫を確認しましたが、ダイヤル部分の動作は問題がないようです。やはり暗証番号が違う可能性が高いです。そこで1つ1つ番号を探っていき解読していきます。淡々とした作業ですが、実はここが経験や知識の違いを発揮できるシーンです。今回は手提げ金庫でコンパクトなことで音も小さくて難しかったです。そのため解読に40分弱かかってしまいました。しかし無事に解錠できてホッとしました。中に入っていた現金にも影響がなく、明日の店の営業にも影響がないと笑顔が見えました。不明の金庫の暗証番号を解読して解錠できましたが、今度は忘れないような暗証番号にしますとおっしゃっていました。ダイヤル式は番号でロックしているので、1桁でも違えば開きません。その点は気を付けて管理しなくてはいけません。また手提げ金庫であっても造りは頑丈で精密ですから、丁寧に扱うことも心にとめておいてほしいです。これだけでも開かなくなるリスクは減らせます。

---