2025年1月の晴れた日の日没前、高根沢町中阿久津にお住まいのN.M様から玄関の開錠についてご連絡があった。コンビニを出た直後にポケットを触り、鍵がないことに気づいたという相談であった。 N.M様は怒り混じりの口調でお電話をくださった。20代前半の女性であるN.M様は、いつ紛失したのか全く心当たりがないとのことであった。自宅に戻っても家に入れない状況に、かなり焦りを感じていらっしゃる様子であった。 私は割と近くにいたため、連絡をもらってから30分でお客様のもとへ到着することができた。現場は落ち着いた住宅街にある一戸建てで、玄関ドアにはMIWA製の錠前が設置されていた。美和ロックは国内最大手のメーカーであり、住宅用から業務用まで幅広い製品を提供している。 調査には10分程度を要した。まずN.M様に本人確認をさせていただいた上で、鍵穴の状態を確認した。MIWA製の錠前は防犯性能が高く、開錠には適切な技術が必要となる。鍵穴の構造を慎重に確認し、開錠方法を検討した。 N.M様には作業内容と見積り金額をご説明した。鍵を壊さずに開錠できる見込みであることをお伝えした。開錠作業は3時間後に完了した。見積り金額は9,000円であった。N.M様は涙声で「本当に助かりました」と感謝の言葉をくださった。「作業員さんの身だしなみや言葉遣いがきちんとしていました」とご感想もいただいた。 開錠後、今後の対応についてもご説明した。鍵を紛失した場合、開錠だけで済ませることも可能であるが、防犯上の観点からシリンダーの交換を検討されることを推奨している。紛失した鍵がどこにあるか分からない以上、第三者の手に渡る可能性を考慮する必要がある。N.M様も防犯面を心配されており、後日改めてご検討いただくことになった。 今回の事例で注目すべきは、コンビニという場所で鍵の紛失に気づいたという点である。店内で財布やスマートフォンを出し入れする際に、鍵も一緒に落としてしまうケースは少なくない。 鍵の紛失を防ぐためには、いくつかの対策が有効である。鍵には目立つキーホルダーをつけておくと、カバンやポケットの中でも見つけやすい。また、鍵を入れる場所を決めておき、毎回同じポケットやポーチに入れる習慣をつけることも大切である。チェーンやストラップでカバンに固定しておくことも、紛失のリスクを減らす効果的な方法である。