室内側のサムターンが壊れると、外出時に施錠できなくなったり、帰宅時に解錠できなくなったりする。この小さな部品のトラブルは、日常生活に大きな支障をきたすことがある。2025年7月の昼どき、神川町元阿保にお住まいのH.K様からご連絡をいただいた。曇りがちな日だった。 H.K様は事務的で淡々とした口調でお電話をくださった。20代後半の女性であるH.K様のご相談は、サムターンの樹脂部分が割れて操作が不安定になっているというものだった。サムターンを回すと、割れた部分がぐらついて力が伝わりにくいとのことだった。 道路は空いており、連絡を受けてから1時間程度でお客様のもとへ到着することができた。現場は静かな住宅地にある一戸建てで、玄関ドアにはMIWA製の錠前が設置されていた。美和ロックは国内で最も広く使われているメーカーで、住宅用から業務用まで幅広い製品ラインナップを持っている。 調査には10分もかからなかった。サムターンを確認すると、確かに樹脂部分が割れており、つまみがぐらついている状態だった。サムターンは室内側から鍵を操作するための部品で、毎日何度も回す部分である。樹脂部分は経年劣化で脆くなることがあり、割れてしまうと正常な操作ができなくなる。 H.K様に状況と作業内容をご説明した。今回のケースでは、サムターンの交換が必要であることをお伝えした。また、追加費用が発生する可能性がある条件についても先にご説明した。「追加費用が出る条件も先に言ってくれて信頼できました」と後でH.K様にご感想をいただいたが、作業前に費用の透明性を確保することは大切なことである。 作業は数分で完了した。見積り金額は15,000円だった。新しいサムターンに交換し、スムーズに回転することを確認していただいた。H.K様はほっとした表情で「これで安心して外出できます」とおっしゃっていた。 今回の事例で特に注目すべきは、サムターンの樹脂部分が割れていたという点である。サムターンは金属製の軸と樹脂製のつまみで構成されていることが多く、樹脂部分は直接手で触れるため劣化しやすい。特に直射日光が当たる場所や、温度変化の激しい場所では、樹脂の劣化が早まることがある。 サムターンを長持ちさせるためには、優しく操作することが基本である。力任せに回すと、樹脂部分に負担がかかり、ひび割れの原因になる。また、サムターンにぐらつきを感じたら、早めに専門家に相談されることをお勧めする。小さな異変のうちに対処すれば、大きなトラブルを防ぐことができる。