2024年8月、松伏町ゆめみ野にて鍵の開錠作業を行った。薄曇りの日の昼過ぎ、H.M様からご連絡をいただいた。 H.M様は涙声まじりの口調でお電話をくださった。20代前半の女性であるH.M様は、子どもに鍵を渡したまま戻ってこず、家に入れない状態とのことだった。子どもが友達と遊びに行ったまま連絡が取れず、鍵を持っていかれてしまったという状況だった。 道路はやや混んでいたが順調に進み、お客様のもとへ45分ほどで到着することができた。現場は新興住宅街にある一戸建てで、玄関ドアにはMIWA製の錠前が設置されていた。美和ロックは国内で最も多く使われているメーカーで、防犯性能も高い製品を提供している。 到着後、まずはH.M様に本人確認をさせていただいた。鍵の開錠作業は、正当な権利を持つ方からのご依頼であることを確認した上で行う必要がある。調査には10分ほどかかり、鍵穴の状態を確認して開錠作業に移った。 H.M様は「鍵を壊さないと開けられないのでしょうか」と心配されていた。実際、鍵を壊して開ける方法もあるが、それでは後から鍵の交換が必要になり、費用も時間もかかってしまう。今回使用されていたMIWAの錠前は、適切な技術を用いれば鍵を壊さずに開錠することが可能だった。 開錠作業は15分ほどで完了した。H.M様は安堵した表情で「鍵を壊さずに開けられてホッとしました」とおっしゃっていた。見積り金額は22,000円だった。 開錠後、H.M様に今後の対応についてご説明した。今回は子どもが鍵を持ったまま戻らなかったというケースだったが、鍵が戻ってくる見込みがあれば、そのまま使い続けることも可能である。ただし、万が一鍵を紛失された場合は、防犯上の観点からシリンダーの交換を検討されることをお勧めしている。 今回の事例で特に注目すべきは、家族間での鍵の管理に関する問題だったという点だ。子どもに鍵を渡す場合は、紛失や持ち出しに備えて、スペアキーを別に用意しておくことが重要である。また、子どもが外出する際には、帰宅時間を確認し、連絡が取れる状態にしておくことも大切だ。鍵はストラップやキーホルダーでカバンに固定しておくと、紛失のリスクを減らすことができる。家族全員で鍵の管理ルールを決めておくことをお勧めする。