木製のドアは、季節によって状態が変わることがある。特に梅雨時期や湿度の高い季節には、思わぬトラブルが発生することがある。2024年9月の風が強い日の昼下がり、嵐山町大蔵にお住まいのC.K様からご連絡をいただいた。苛立ちを抑えた口調でお話しされており、トラブルに困っていらっしゃる様子が伝わってきた。お忙しい中でのご連絡に感謝しながら、対応させていただいた。 C.K様のご相談は、玄関ドアの開閉が急に重くなり、鍵もかけにくくなったというものだった。30代の女性であるC.K様は、数日前から徐々に症状が悪化してきたとおっしゃっていた。 道路は空いており、連絡を受けて20分くらいでお客様のもとへ到着することができた。現場は自然に囲まれた住宅地にある一戸建てで、木製の玄関ドアにMIWA製の錠前が設置されていた。美和ロックは国内最大手のメーカーで、あらゆるタイプのドアに対応する製品を提供している。 調査には10分もかからなかった。ドアを確認したところ、木製の扉と木枠が湿気で膨張し、当たりが強くなっている状態だった。木材は湿度によって膨張・収縮する性質があり、湿度の高い時期には扉が膨らんでドア枠に当たるようになる。その結果、ドアの開閉が重くなり、ラッチやデッドボルトの位置もずれてしまう。 C.K様に状況をご説明した。今回のケースでは、ストライクの位置調整で対応できることをお伝えした。「想像より費用が膨らまず、納得感がありました」とC.K様にご感想をいただいたが、必要以上の作業を提案しないことを心がけている。 作業は数分で完了した。見積り金額は18,000円だった。ストライクの受け穴を調整し、デッドボルトがスムーズに動くようにした。C.K様は安堵した表情で「これで快適に使えます」とおっしゃっていた。 今回の事例で特に注目すべきは、湿気による木材の膨張がトラブルの原因だったという点だ。木製ドアは風合いが良く人気があるが、湿度の影響を受けやすい特徴がある。梅雨時期や台風シーズンには特に注意が必要だ。 木製ドアを長持ちさせるためには、定期的に塗装をしなおして防水性を維持することが効果的だ。また、室内の換気を良くして湿度を下げることも予防策になる。ドアの動きに違和感を感じたら、早めに専門家に相談されることをお勧めする。