この仕事をしていると、様々な場所の鍵を開けることがあります。2025年5月、上里町七本木にお住まいのH.M様から書庫の鍵についてご相談をいただきました。どんよりした朝方のことでした。 H.M様は慎重に選びながら話す口調でお電話をくださいました。玄関前で荷物を置いて鍵を探したところ、書庫の鍵がないことに気づいたとのことでした。書庫には大切な書類が保管されており、すぐに開ける必要があるとおっしゃっていました。 私は割と近くにいたため、連絡を受けて20分くらいでお客様のもとへ到着することができました。到着前に電話でおおよその到着時刻をお伝えしたところ、「到着前の連絡があって予定が立てやすかったです」とH.M様に喜んでいただけました。現場は落ち着いた雰囲気の住宅街で、ご自宅の一角に書庫が設置されていました。 書庫にはPLUS製の錠前が使われていました。PLUSはオフィス用品で知られるメーカーで、書庫やキャビネットの錠前も製造しています。調査には30分程度かかりました。書庫の錠前は玄関の錠前とは構造が異なり、シリンダーの形状も独特です。鍵穴の状態を確認し、適切な開錠方法を検討しました。 H.M様には作業内容と見積り金額をご説明しました。書庫の鍵は住宅の玄関ドアに比べると小型ですが、構造によっては開錠に時間がかかることがあります。今回のPLUS製の錠前は、内部の構造を慎重に確認しながら作業を進める必要がありました。 開錠作業には2時間程度かかりました。見積り金額は14,000円でした。書庫を開けることができ、H.M様は涙声で「本当に助かりました」と感謝の言葉をくださいました。大切な書類に無事アクセスできたことで、安堵されている様子でした。 今回の事例で特に印象深かったのは、書庫という特殊な場所の鍵開けだったという点です。住宅の玄関ドアに比べると依頼は少ないですが、書庫やキャビネットの鍵を紛失されるケースは意外と多いです。特にオフィス用品として購入した家具の場合、スペアキーの管理が曖昧になっていることがあります。 書庫の鍵を紛失しないためには、いくつかの対策が有効です。まず、スペアキーを別の場所に保管しておくことが重要です。また、鍵には専用のキーホルダーをつけて、他の鍵と区別しやすくしておくと紛失のリスクを減らせます。書庫を頻繁に使用しない場合は、鍵の保管場所を決めておき、使用後は必ず同じ場所に戻す習慣をつけることをお勧めします。