トヨタのプリウスのスマートキーが突然反応しなくなったという相談が、益子町東田井のM.T様から寄せられた。2025年6月の雲ひとつない日の午後いちのことである。電話口のM.T様は周囲を気にして間を取る口調であった。30代の女性で、スマートキーを押しても車が反応しない状態とのことであった。割と近くにいたため、連絡を受けてから約45分で到着した。閑静な住宅街の駐車スペースに、白いプリウスが停まっていた。2018年式のモデルで、M.T様は車両の前でほっとした様子で待っておられた。「買い物に行こうとしたら動かなくて困っていました」とおっしゃっていた。調査はそんなに待たずに完了した。スマートキーの動作確認を行ったところ、電池残量が著しく低下していることが判明した。トヨタのプリウスはハイブリッド車として人気があり、スマートキーシステムも使いやすく設計されている。しかし、電池が切れるとスマートキーからの信号が車両に届かなくなり、解錠やエンジン始動ができなくなる。M.T様の場合、電池が完全に切れる直前の状態であった。お見積もりとして48,000円をご提示した。電池交換だけでは済まず、スマートキーの再登録が必要であった。電池残量が極端に低下した状態が続くと、車両との通信が不安定になり、再登録が必要になることがある。M.T様は「電池を交換すれば直ると思っていました」とおっしゃった。状況を詳しくご説明し、ご納得いただいた上で作業を開始した。作業は約30分で完了した。まずスマートキーの電池を新品に交換した。次にOBDポートから診断機を接続し、スマートキーを車両に再登録した。トヨタのイモビライザーシステムは信頼性が高く、登録作業も手順通りに進めれば問題なく完了する。再登録後、スマートキーの反応が正常に戻った。トヨタのプリウスはスマートキーでドアの解錠・施錠とプッシュスタートによるエンジン始動を行う。電池残量が少なくなると、反応距離が短くなったり、反応が遅くなったりする症状が現れる。これらの症状が出たら、早めに電池を交換することをお勧めする。作業完了後、スマートキーでの解錠・施錠とエンジン始動を確認していただいた。M.T様はほっとした表情を見せられ、「作業が手際よく、車を使えるまでがスムーズでした」と感謝の言葉を述べられた。スマートキーの電池は2年程度で交換することが推奨されている。スペアキーの電池も定期的に確認しておくことが大切である。