レクサスISの鍵を紛失してしまい、車を動かせないという相談が、越生町津久根のD.K様から寄せられました。2025年7月の本降りの雨の日、薄暮のころのことです。雨の中でお待ちいただくことになり、大変なご負担をおかけしたかと思います。電話口のD.K様は涙声まじりの口調でした。30代前半の女性で、スマートキーをどこかで落としてしまい、車に乗れない状態とのことでした。道は空いており、連絡を受けてから約20分で到着しました。山間の静かな駐車スペースに、黒いレクサスISが停まっていました。2019年式のモデルで、D.K様は傘をさしながら車両の横で待っておられました。「鍵を壊さないと開けられないのでしょうか」と心配そうに尋ねられました。レクサスは高級車ですので、車両に傷がつくことを気にされるのは当然です。調査は30分も待たずに完了しました。D.K様のケースは全紛失からの作成となりますが、まずは車内に入れるようにする必要があります。レクサスISはドアハンドルの奥にキーシリンダーが隠れている構造になっており、通常の鍵穴とは異なる対応が必要です。専用のピッキングツールを使用して、車両を傷つけることなく解錠しました。お見積もりとして34,000円をご提示しました。D.K様は淡々とメモを取り始める様子で、作業内容の説明を聞いておられました。「車に傷がつかないなら安心です」とおっしゃっていただきました。作業は1時間弱で完了しました。まずドアを解錠して車内に入り、OBDポートから診断機を接続しました。車両のセキュリティ情報を読み取り、新しいイモビライザーキーを作成・登録しました。レクサスはトヨタの高級ブランドであり、イモビライザーシステムも精密に設計されています。トランスポンダーチップの登録には正規の手順を踏む必要があり、一つひとつ確実に進めました。キーブレードもカットし、緊急時のドア解錠にも対応できるようにしました。レクサスのセキュリティシステムは信頼性が高く、正しい手順で作業を行えば問題なく鍵を作成できます。高級車だからといって特別に難しいわけではなく、適切な機器と技術があれば対応可能です。作業完了後、鍵での解錠・施錠とエンジン始動を確認していただきました。D.K様は安堵した表情を見せられ、「鍵を壊さずに開けられてホッとしました」と感謝の言葉を述べられました。鍵の紛失を防ぐためには、キーケースやキーホルダーを使用して目立つようにすること、スペアキーを別の場所に保管しておくことが有効です。