トヨタのシエンタのイモビライザーキーが反応しなくなったという相談が、2024年9月のどんよりとした薄暮のころに横瀬町横瀬下組のH.R様から寄せられました。鍵のトラブルでお困りの方にとって、すぐに対応してもらえるかどうかは大きな不安材料です。H.R様のお気持ちに寄り添いながら対応させていただきました。電話口のH.R様は不安な口調でした。20代後半の女性で、イモビライザーキーが急に反応しなくなり、車を動かせない状態でした。別の現場から向かいましたが、連絡を受けてから約45分で到着しました。山あいの静かな駐車スペースに、ブルーのシエンタが停まっていました。2019年式のモデルで、H.R様は車両の横で心配そうな表情で待っておられました。周囲は自然豊かな落ち着いた環境でした。調査はわりとすぐに完了し、原因が判明しました。イモビライザーキー内部のトランスポンダーチップの信号が不安定になっており、車両側のECUで認証が通らない状態でした。イモビライザーキーは内部に電子部品を搭載しているため、経年劣化や衝撃により故障することがあります。お見積もりとして42,000円をご提示しました。H.R様は「修理で直りますか、それとも交換が必要ですか」と尋ねられました。状況を見て修理か交換か選べる説明を心がけています。今回のケースでは、トランスポンダーチップの故障のため、新しいイモビライザーキーの作成が必要でした。作業は約50分で完了しました。まずエマージェンシーキーでドアシリンダーを解錠し、車内に入りました。OBDポートから診断機を接続し、既存のキー情報を確認した上で新しいイモビライザーキーを登録しました。トヨタのシエンタはファミリー向けのミニバンとして人気があり、イモビライザーシステムも信頼性が高いです。手順に沿って進めれば確実に登録できます。キーブレードもカットし、緊急時に使えるようにしました。作業完了後、キーでの解錠・施錠とエンジン始動を確認していただきました。H.R様は安堵した表情を見せられ、「状況を見て修理か交換か選べる説明が助かりました」と感謝の言葉を述べられました。スペアキーを用意しておくことが予防策として有効です。