白岡市白岡東にて、2025年5月の日没前にスマートキー作成の依頼を受けました。どんよりとした空が広がる日で、H.Y様からのお電話は不安に震えているような口調でした。30代の女性で、トヨタのハリアーのスマートキーを紛失してしまい、車を動かせない状態でした。道は空いており、連絡をもらってから約30分で現場に到着しました。閑静な住宅街の駐車スペースに、パールホワイトのハリアーが停まっていました。2020年式のモデルで、H.Y様は車両の横で心配そうな表情で待っておられました。周囲は整然とした住宅が並ぶ落ち着いた環境でした。状況を確認しました。そんなに待たずに全紛失であることが判明しました。スペアキーもないとのことで、新しいスマートキーを作成する必要がありました。トヨタのハリアーは高度なスマートキーシステムを搭載しており、全紛失からの作成は既存のキー登録を初期化した上で新しいスマートキーを作成し、ECUに登録する流れとなります。お見積もりとして38,000円をご提示しました。H.Y様は「そんなに早く対応してもらえるとは思いませんでした」と驚かれた様子でした。ディーラーに依頼すると数日かかることもあるため、現場での即日対応を喜んでいただけました。作業は約30分で完了しました。まずドアシリンダーを解錠して車内に入り、OBDポートから診断機を接続しました。トヨタのハリアーはセキュリティがしっかりしており、正規の手順を踏まなければ登録作業が行えません。既存のキー情報を初期化した後、新しいスマートキーを準備してトランスポンダーチップをECUに登録しました。キーブレードもカットし、エマージェンシーキーとして電池切れ時にも使えるようにしました。作業完了後、スマートキーでの解錠・施錠とプッシュスタートでのエンジン始動を確認していただきました。H.Y様は涙声で感謝の言葉を述べられました。「交換後の使い方の注意まで説明してくれました」と後日ご感想をいただきました。スマートキーは便利な反面、紛失すると車を動かせなくなるリスクがあります。予防策として、決まった場所に保管する習慣をつけること、スペアキーを別の場所に用意しておくことが有効です。また、スマートキーは水濡れや強い衝撃に弱いため、取り扱いには注意が必要です。