日産のエルグランドのスマートキーを紛失したという相談が、大泉町寄木戸のA.Y様から寄せられた。2025年6月の薄曇りの深夜のことである。深夜のトラブルは特に不安が大きいものであり、早急な対応が求められた。電話口のA.Y様は震えるような口調であった。30代半ばの女性で、外出先でスマートキーをどこかで落としてしまったとのことであった。やや混んでいるものの順調に進み、連絡を受けてから約20分で到着した。郊外の広い駐車場に、黒いエルグランドが停まっていた。2017年式のモデルで、A.Y様は車両の横で淡々とメモを取り始める様子で待っておられた。深夜の駐車場は静まり返っており、A.Y様の不安な気持ちが伝わってきた。調査は5分もかからずに完了した。A.Y様のケースは全紛失からの作成となるが、まず車内に入れるようにする必要があった。エルグランドはスマートキーが標準装備の高級ミニバンであり、ドアハンドルの解錠操作もスマートキーの電波に依存している。鍵穴からの解錠は特殊な構造になっており、専門知識が必要となる。まず念のため、車内を確認させていただいた。ダッシュボードの下に何か光るものが見えたため、よく確認したところ、スマートキーが座席の下に落ちていた。A.Y様によると、乗車時に鍵を持ったまま荷物を降ろしている間に、スマートキーが落ちてしまったようである。お見積もりとして39,000円をご提示していたが、スマートキーが車内から見つかったため、実際には解錠と確認作業のみで済んだ。A.Y様は「鍵を作らずに済み、車の中から見つかって本当に良かったです」と安堵された。今回のケースでは新規作成は不要となり、費用も大幅に抑えることができた。作業は約30分で完了した。専用のピッキングツールでドアを解錠し、車内からスマートキーを取り出した。スマートキーの動作確認を行い、解錠・施錠とエンジン始動に問題がないことを確認した。日産のエルグランドはインテリジェントキーシステムを採用しており、セキュリティの信頼性も高い。作業完了後、A.Y様は淡々とした様子で感謝の言葉を述べられた。スマートキーの紛失を防ぐためには、キーホルダーやキーケースで目立つようにすること、鍵の保管場所を決めておくことが有効である。紛失防止タグを活用することも効果的な対策となる。スペアキーを別の場所に保管しておくことも、万が一の備えとして大切である。