ホンダのステップワゴンの鍵を紛失してしまったという相談が、2025年3月の肌寒い昼過ぎに松伏町松葉のA.S様から寄せられました。電話口のA.S様は小声でささやくような口調で、周囲を気にされている様子でした。男性のお客様で、どこかで鍵を落としてしまい、車を動かせない状態でした。道はやや混んでいたものの順調に進み、連絡を受けてから約45分で現場に到着しました。閑静な住宅街の駐車スペースに、白いステップワゴンが停まっていました。2019年式のモデルで、A.S様は車両の前で静かにお待ちでした。状況を確認しました。調査に約20分かかり、全紛失の状態であることが判明しました。スペアキーもないとのことで、新しい鍵を作成する必要がありました。ホンダのステップワゴンはイモビライザーを搭載しており、単にキーブレードをカットするだけではエンジンを始動できません。トランスポンダーチップの登録作業も必要となります。お見積もりとして39,000円をご提示しました。A.S様は「作業前に料金の目安が出たので安心でした」とおっしゃいました。鍵のトラブルは予期せず発生するため、事前に費用がわかることで不安が軽減されます。作業は約1時間で完了しました。まずドアシリンダーからキーシリンダーの情報を読み取り、新しいメカニカルキーをカットしました。次にOBDポートから診断機を接続し、トランスポンダーチップをECUに登録しました。ホンダの車両はイモビライザーシステムの信頼性が高く、登録作業もスムーズに進みます。ステップワゴンは国内で人気のミニバンであり、作業実績も豊富なため、トラブル対応にも慣れています。作業完了後、鍵での解錠・施錠とエンジン始動を確認していただきました。A.S様は安堵した表情を見せられ、「これで予定通り車が使えます」と感謝の言葉を述べられました。全紛失の場合、古い鍵が見つかっても使用できなくなる場合があります。これは防犯上のメリットでもあります。鍵の紛失を防ぐためには、決まった場所に保管する習慣をつけること、スペアキーを別の場所に用意しておくことが有効です。定期的に鍵の状態を確認し、摩耗が進んでいる場合は早めにスペアを作成することをお勧めします。