阪南市のお客様がご自宅の駐車場でトヨタ・RAIZE(ライズ)の鍵を紛失され、現場での復旧をご希望されていました。40分で現場到着後、書類による本人確認と作業手順の説明をセットで済ませています。午前早めのご依頼でしたので、RAIZEの復旧をスケジュール内に収めるよう段取りしました。RAIZEは購入間もない美品だったため、ボディに接触しないよう保護シートを敷いて養生しました。開錠には削り出したブレードキーを使い、ドアを開けてすぐに足元のOBDコネクタから車両側システムへの接続作業に移りました。診断機を介してダイハツ設計イモビライザーにアクセスし、RAIZEに登録済みのキーIDと認証状態を一覧取得しました。キー登録工程では電圧変動がシビアに影響するため、携帯型の電圧安定装置を並列で使いました。トランスポンダの初期設定を行い、ECUへのID書き込みを経てペアリングが正常に完了しています。ECUに残っていた旧キーの登録情報を消去し、セキュリティレベルを施工前以上に引き上げました。あわせて、RAIZEの鍵穴を点検した際、ピンスプリング付近に砂粒状の異物が入り込んでいるのを発見しました。専用ツールで摘出し、シリンダー動作が回復したことを複数回のキー操作で検証しています。シリンダーへの潤滑剤の定期注入もご案内しました。屋外環境での認証安定性、テールゲート周辺のキー検出、警報システム復帰を何度か繰り返して動作の再現性を検証し、ダイハツ製スマートキーの認証プロトコル特性に関しても問題なしと判断。RAIZEへの傷防止のため養生テープとカバーを用い、お客様にも確認していただいてから着手しました。RAIZEの鍵が正常に動いた瞬間、お客様の顔にぱっと笑みが広がりました。日曜日にもかかわらず迅速に出動し、お客様のもとへ駆けつけました。本件の紛失した車の鍵の作成は65,000円(税込)にて完了しました。今回の施工内容は報告書に取りまとめ、お客様のカルテとして電子保管しています。キーをお客様にお返しし、施解錠とプッシュスタートの反応をご自身で確かめていただきました。紛失時にまず行うべき連絡手順を把握しておくこと、電池残量が少なくなるとボタン操作に遅れが出始めるため定期交換を心がけることもあわせてお伝えしました。