神戸市のコインパーキングでホンダ・フリードがインロックし、車内に鍵を閉じ込めてしまったというご依頼でした。現場到着まで1時間を要しましたが、着後すぐに所有者確認を済ませ工程を説明しました。中古購入直後のフリードだったため、既存キーの本数を確認し不要なIDを整理しています。ドアシリンダーを現場で作製したメカニカルキーで操作して開錠。運転席足元右側のDLCポートへの接続と電圧チェックを並行して進めています。フリードの補機バッテリーが11.8Vまで低下していることを施工前に検知しました。キー登録には安定した電源が不可欠なため、ポータブル電源を補助接続して安定化しながら作業しています。走行距離から考えてバッテリーの寿命が近い可能性をお話ししました。診断機を介してイモビライザー(H.I.S.S.)にアクセスし、フリードに登録済みのキーIDと認証状態を一覧取得しました。ヘッドライトやエアコンを停止し、バッテリーの電力をECU通信に集中させる形で作業しています。最後にチャイルドロック時の挙動、挟み込み防止動作、左右スライドドアの開閉速度差を実際の操作で確かめ、どの機能も不具合なく応答することを検証しました。フリードの作業中、節目ごとに「あと少しで終わりますよ」とお声がけしました。翌日に改めてお電話をくださり、フリードが問題なく使えていると教えてくださいました。フリードを長くお使いの50代女性のお客様で、鍵周りの不安を丁寧にお聞きしました。平日のお忙しい時間帯にご連絡をいただき、お仕事への影響を最小限にするよう手早く対応しました。法人対応として後日請求でのお支払いとなり、施工明細をまとめてお送りしています。フリードの施工にかかった時間はおよそ15分で、出張先だけで対応が完結しました。インロック開錠にかかった費用は全部で66,000円(税込)となっています。診断機から出力されたデータを施工報告書にまとめ、社内システムに保存済みです。お客様にキーをお渡しして実際に操作していただき、施工前と変わらない使い勝手を確かめていただいています。スペアキーは防水ケースに入れて自宅に保管すること、キーの反応距離が半分以下に落ちたら電池交換のサインであることもあわせてお伝えしました。