ホンダ・フリードのスマートキーが見つからないとのことで、流山市のマンションの駐車場へ急行しました。1時間ほどで現場に入り、まず車検証情報と免許証の氏名を突き合わせました。中古購入直後のフリードだったため、既存キーの本数を確認し不要なIDを整理しています。ドアを削り出したブレードキーで開けた後、バッテリーの端子電圧を確認し、運転席足元右側のDLCポートへ診断機を接続して作業に入りました。フリードはホンダ独自のプロトコルで認証解除が必要で、イモビライザー(H.I.S.S.)にログインして既存キーのID一覧と認証状態を取得しました。書き込み中に電圧が下がらないよう、補助電源を接続したうえで慎重に作業を進めています。キーへの暗号書き込みを終えた後、実際にエンジンが始動するかテストして登録成功を確かめています。失くしたキーのIDをECUの許可リストから外し、悪用されるリスクを防止しました。フリードの補機バッテリーが11.9Vまで低下していることを施工前に検知しました。キー登録には安定した電源が不可欠なため、外部電源ユニットをバッテリーに直結して電圧を安定化しながら作業しています。次回の車検時にバッテリー交換を検討いただくようお伝えしました。仕上げの検証では挟み込み防止動作、ハンズフリー解錠、リアゲート操作を実施。スライドドアの半ドア検知機能の状態も含め、安心してお使いいただける状態にしました。作業の合間に「あと少しです」とこまめにお声がけし、フリードの復旧までお付き合いいただきました。フリードが動くことを確認し、「本当にありがたいです」と一言残されて出発されました。お支払いは後日のお振込みにて承り、請求書と施工明細を郵送でお届けしました。日曜日にもかかわらず迅速に出動し、お客様のもとへ駆けつけました。紛失した車の鍵の作成の費用は62,000円(税込)で、追加料金は発生していません。登録したキー情報と施工時の電圧データは、車両単位の施工履歴として保存しました。お引き渡し時にお客様と一緒にドアロックの施解錠からエンジンのかかり具合まで最終チェック。鍵を一箇所にまとめず分散管理するのがトラブル予防のポイントであること、電池が切れた場合でもメカニカルキーで開錠できる手順を把握しておくこともあわせてお伝えしました。