牛久市の商業施設の駐車場から「トヨタ・RAIZE(ライズ)のスマートキーが見当たらない」という急ぎのご相談がありました。お電話をいただいてから20分で現着し、所有者である旨を車検証で確かめてから工具を準備しました。レンタル車両のRAIZEだったため、所有者確認に加えてレンタカー会社の承諾確認も行いました。現場で作製したメカニカルキーによる開錠が終わり、次のステップとして足元のOBDコネクタから車両の認証データを読み出しています。RAIZEの認証ECUと通信を確立して既存のキー構成を調べ、作業の方針を確定させました。キー登録は電圧変動に敏感な工程のため、安定化電源を補助接続して電圧降下を防ぎました。新しいキーに車両固有の暗号ペアを書き込み、通信テストで認証が安定することを確かめました。紛失キーが使われても車両が反応しないよう、ECUから該当IDを削除して対処しました。RAIZEの補機バッテリーが11.7Vまで低下していることを施工前に検知しました。キー登録には安定した電源が不可欠なため、ポータブル電源を補助接続して安定化しながら作業しています。バッテリーの劣化が進んでいる旨をご説明し、交換の目安をお伝えしました。施解錠レスポンス、屋外環境での認証安定性、エンジン始動判定を何度か繰り返して動作の再現性を検証し、ダイハツ製スマートキーの認証プロトコル特性に関しても問題なしと判断。RAIZEの施工中は「今ここまで終わりました」「次はこの工程です」と逐一お伝えしました。「もう少し早く連絡していれば」と笑いながらも、RAIZEが使えるようになったことを喜ばれていました。RAIZEの全工程を90分弱で仕上げ、お客様にすぐお乗りいただける状態にしています。祝日でしたが通常と変わらない体制で対応し、RAIZEの復旧を完了しています。紛失した車の鍵の作成の施工一式で63,000円(税込)にて対応させていただきました。施工ログには登録IDや通信応答をすべて記録し、後日の対応にも備えました。キーをお客様にお返しし、施解錠とプッシュスタートの反応をご自身で確かめていただきました。紛失時にまず行うべき連絡手順を把握しておくこと、スマートキーを長期間使わない場合は電池を抜いて保管することもあわせてお伝えしました。