トヨタ・ハリアーの鍵を落としてしまったようで、枚方市の高速道路のサービスエリアから出られないというSOSを受けました。お電話から15分で到着し、お客様の本人確認書類を拝見したうえで施工準備に取りかかりました。社用車のハリアーだったため、会社の車両管理者への報告を想定した施工記録を作成しています。開錠は現場で作製したメカニカルキーでスムーズに完了し、ダッシュ下のOBDポートを経由して車両との通信を開始しました。ハリアーの認証ECUと通信を確立して既存のキー構成を調べ、作業の方針を確定させました。電装系への影響を最小限にするため、ルームランプ等をすべて切った状態で電圧管理を行いました。ブランクキーのICチップをフォーマットしてからセキュリティコードを転送し、ECUとの照合を完了。紛失キーが悪用されるリスクをなくすため、ECUの認証リストを新キーだけに再構成しました。ハリアーのキーシリンダーを調べたところ、ピン配列のガタつきが確認され、挿入時にわずかな遊びがありました。現状では使用に問題はありませんが、ディーラーでの精密点検もあわせてご提案しています。ウェルカムライトの点灯、パワーバックドアの開閉連動、離車時オートロックが以前と同じように動くか丁寧に確かめ、上級SUVとして期待される操作感が保たれていることを確認しました。作業前に養生の様子をお見せし、ハリアーに一切傷を残さない手順で進めることをご説明しています。数日後にお電話をいただき、ハリアーの鍵が快調に使えていますとの嬉しいご報告でした。ハリアーの復旧作業はトータル1時間と少しで終了し、想定より早く済んだとのお声をいただきました。祝日のご依頼にも即日対応し、お客様の予定に影響が出ないよう進めました。ハリアーにお乗りの60代女性のお客様で、復旧後の鍵の取り扱い方法も詳しくご案内しました。車の鍵の紛失にかかった費用は全部で60,000円(税込)となっています。登録前後の診断データと電圧ログを保存し、再検証時に照合できる状態にしてあります。お渡し前の最終確認では、お客様と一緒に施解錠・始動・ロックの全動作を一つずつ実演しています。外出先では鍵をバッグの決まったポケットにしまう癖をつけること、電池の消耗サインとして反応距離が短くなる点に注意することもあわせてお伝えしました。