2024年10月のどんよりした日のお昼前、三芳町北永井北部のH.S様からトヨタのエスティマのインロック開錠の相談を受けました。お仕事の予定があるとのことで、お待たせしてしまい申し訳ない気持ちでいっぱいでした。電話口のH.S様は緊張で声が上ずる口調でした。男性の方で、車内にスマートキーを置いたままドアが閉まってしまったとのことです。別の場所で作業中だったため少し遅くなり、連絡をもらってから約30分で到着しました。住宅街の広い駐車スペースに、シルバーのエスティマが停まっていました。2017年式のモデルで、H.S様は車両の横で安堵した様子で待っておられました。「急いでいるので助かります」とおっしゃっていました。調査は30分も待たずに完了しました。車内のダッシュボードにスマートキーが見えます。エスティマはスライドドアを備えたミニバンですが、インロック状態ではすべてのドアがロックされています。運転席のドアシリンダーから解錠作業を行うことにしました。お見積もりとして13,000円をご提示しました。H.S様は「どうしてこうなったのか、原因を教えてもらえますか」と尋ねられました。インロックの原因をその場でご説明しました。エスティマのスマートキーは、車外に出ると自動で施錠される機能がありますが、何らかの理由で車内にキーを置いたまま降車すると、そのままロックされてしまうことがあります。今回のケースでは、お子様を降ろす際にスマートキーを座席に置いてしまったようです。作業は約45分で完了しました。専用のピッキングツールを使用して、キーシリンダーから慎重に解錠しました。トヨタのエスティマはドアの防犯性能が高く設計されており、無理な力を加えると車両を傷つける恐れがあります。ピンの配列を一つずつ確認しながら、焦らず確実に作業を進めました。トヨタの車両はセキュリティシステムの信頼性が高く、正規の手順を踏めば問題なく解錠できます。インロックは誰にでも起こりうるトラブルであり、落ち着いて対応することが大切です。作業完了後、スマートキーでの解錠・施錠とエンジン始動を確認していただきました。H.S様は安堵した表情を見せられ、「原因をその場で教えてくれて納得してお願いできました」と感謝の言葉を述べられました。インロックを防ぐためには、車から離れる前にスマートキーを必ず身につけているか確認すること、スペアキーを別の場所に保管しておくことが有効です。